ぬーばプロジェクトは、ピザで被災地の子供たちに笑顔を届けたいという気持ちで活動しています。

岩手県下閉伊郡山田町の“山田第二保育所”でのピザ作り体験教室です。
山田町の中心部にある山田第二保育所は、０歳児からの子供を預かる保育所です。震災の日、町の中心部一帯は大津波に襲われましたが、少し高いところにある保育所の建物は奇跡的に無傷で残ったそうです。しかし、度重なる余震の影響で今は建て替え中、今回の活動は間借りしている近所の町立さくら幼稚園での活動となりました。

今日、みんなに作ってもらうピザは野菜たっぷりのピザです。いつものように清水シェフ、張り切って仕込みに精を出します。ピーマン、パプリカ、玉ねぎ、コーンにベーコン！
食材を薄く子供が食べやすい大きさに切り分けます。
切り分けた食材を紙皿に盛り、均等に各テーブルに並べ、子供たち一人ひとりの前に敷かれたアルミホイルの上に小麦粉をまぶし、その上に一個ずつ丁寧にピザ生地を配り終わったら、準備完了！
さぁ！みんな清水シェフの前に集合だよ～
『これからおいしいピザ作りを伝授します。』みんなシェフの話をよく聞いて、作り方をよく見ていてね。まずはピザ生地を伸ばしていきます・・・・と、どうやら第二保育所のみんなは良い子ばっかりのようです。おしゃべりせずにシェフをじっと見つめていました。
今度は、みんなが作る番だよ！

先生たちに見守られながら、ちびっ子たちは一生懸命ピザ作りに挑戦しています。
作り終わったピザをぬーば号車載の特製ピザ窯で焼き上げます。
今回は清水シェフもびっくりするくらい、みんな上手においしそうに焼き上がっています。
いい匂い！！みんなおいしそうに自分で作ったピザを食べています。

作り方がうまいのか？焼き方がうまいのか？『いや、みんなの作り方がとても上手なんです』と、清水シェフを唸らせた山田第二保育所の良い子のみなさんでした。

帰りに、手作りのプレゼントをもらいました。ありがとう！！大切にします。
『また来てね！』とみんなに笑顔で見送られ、こちらもつい顔がほころんでしまいました。
早く新しい保育所が完成するといいね。

少しづつですが、確実に復興している山田町を感じました。
みんな元気で！また会おうね！！