ぬーばプロジェクトは、ピザで被災地の子供たちに笑顔を届けたいという気持ちで活動しています。

山田町での活動は初めてです。陸前高田での活動をフェイスブックで知った山田町の教育委員会さんからのご依頼で訪問が実現しました。

大浦保育園は船越半島を入った所にある小さな保育園です。保育園からは海が見下ろせ周囲は森に囲まれた静かな環境で、この地域の子供たちは全員この保育園に入るそうです。
でも、園児は全部で１０人ちょっとしかいないとのこと・・・

さてさて、初めて見る石窯を積んだ「ぬーば号」に興奮状態の子供たち（お母さんたち？）ですが、親子でピザ作り教室が始まりました。

今日のメニューは、野菜たっぷりのピザです。
定番の玉ねぎ・ピーマンはもちろん、カブやお芋なども入った具だくさんのピザ。
ソースは使わずに仕上げます。ビアンカピザと言うらしい！

子供の扱いがちょっと苦手というか、パワーに押される勝又シェフ！
だいぶ場馴れしてきているはずなのですが、やっぱり緊張しています。
そんなシェフを真剣な眼差しで見つめていた子供達！お母さん達と一緒にピザ作り・・・


『ピザ生地は生きているんだよ！』と言われて不思議そうな顔している子。（動くの？）
『生地が冷たくて気持ちいい～』と遊んでいる子。
粉だらけになって楽しそうな子。
黙々と生地を広げてトッピングしている子。
みんなそれぞれだけど、楽しそう！


今日は、朝から天気も良くて、風も穏やか・・・
ピザが焼きあがるまで、みんなで楽しくダンス＆ダンス
『ぬーばプロジェクト』のメンバーも仲間の輪に入れてもらいました！


大浦保育園は高台にあるので直接的な震災被害は無かったそうですが、山田町も津波被害、特に火災が発生し、犠牲となった方も多くいると聞いています。
でも、海に浮かぶ牡蠣養殖いかだもかなり復活してきていますし名物の牡蠣小屋も営業再開したそうです。
子供たちの最高の笑顔が町中に溢れることを心より願っています。

ここは、山田町・・・がんばっぺす！