53 | 2014/10/05 |
各地で猛威を振るった台風18号の影響も無く『りくカフェ』の本設オープン記念をお祝いするかのようなさわやかな秋の朝を迎えた陸前高田市です。
『りくカフェ』は、“市民が気軽に立ち寄れる、町のリビングのような場所”として、震災の翌年2012年1月に仮設のコミュニティカフェとしてオープン致しました。
地域の憩いの場として、様々なイベントを開催し、被災地での情報共有・発信の場としても活用されてきましたが、仮設のため使用期間が限られているなどの問題がありました。
何とか『りくカフェ』を継続したいという代表の吉田和子さんや多くの協力者の熱い想いが結集し、
助成金や多くの支援にも助けられ、仮設の2倍ほどの立派な本設カフェが完成しました。
きょうは、そのオープンセレモニー。
沢山の記念イベントが予定されている中、゛ぬーばプロジェクト”も少しばかりのご協力・・・
ご来店者に『おいしいピザ』を食べてもらおうと朝一番にやって参りました。
前日に仕込みを済ませ、ぬーば号特製の車載ピザ釜を暖め準備は万端・・・・
10時から内覧会が始まると、『ピザはまだですか?』と多くの人に声をかけられました。
予定より30分早め、11時から焼き始めると・・・・みんな次々に集まってきて、
セレモニーが始まる前には用意したピザの半分が無くなってしまいました。
ここで、小休止です。
私たちも皆、ジーコさんのパントマイムや迫力満点の氷上太鼓の演奏を楽しみました。
最後はみんなで一斉に“しゃぼん玉“
大人も子供もみんなとても楽しそう!!!
再開後も“早くピザが食べたい!このピザとってもおいしいね・・・・!!”とても好評です。
あっという間に完売しちゃいましたよ。
売上げ金は全て“ 澁谷 満廣ぬーばプロジェクト代表”より “りくカフェプロジェクト”さんへ寄付致しました。
戸羽太陸前高田市長や久保田崇副市長ほか、多くの皆さんに支えられている“りくカフェ”。
復興は、建物や道路などのハード面だけではなく、市民の皆さんの心のケアやソフト面も進めて行かねば意味がありません。そのためには、仮設住宅から外に出て、みんなが一つになる。そんなコミュニティの代表格として、りくカフェさんが活性化して行くことを心から願っています。
最後は、“りくラッツ“のアカペラに見送られながら、ぬーば号は帰路に着きました。
また、お会いしましょう・・・。
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