ぬーばプロジェクトは、ピザで被災地の子供たちに笑顔を届けたいという気持ちで活動しています。

この施設は、様々な事情により親元から離れて暮らす約50名の子供たち（小学生～高校生）が健康で明るい正しい心を持ち、自主性創造性豊かな人間形成が養われるように援助を行う児童養護施設です。今回は、名古屋市子ども青少年局子育て支援部子ども福祉課のご理解を得ています。

2014‘ワールドカップ開催期間でもあり、それに因んだ野菜のピザをみんなに作ってもらいます。コーン（黄色＝開催国ブラジル）、トマト（赤＝日の丸　ブルーは青空）、そして、アスパラ（グリーン＝高砂熱学工業さん）それぞれのカラーを取り入れ、トマトソースを生地にぬり、モッツァレラチーズ、粉チーズ、仕上げにオリーブオイルをかけ、今日も勝又シェフが愛情たっぷり、想いを込めて焼き上げます。
最初に勝又シェフによるピザ作りレクチャー、真剣にまっすぐ見つめるこどもたちの熱い眼差しに、シェフも負けないように真剣です。

今回は、５つのグループに分け、グループごとに時間差でピザ作りを開始します。１番目のグループがピザを作り終え、ぬーば号へピザを運び焼きに入るタイミングで次のグループがピザ作りに入るという流れです。焼き終わったピザは食堂に運びすぐに食べられるのでアツアツです。

前日の念入りな打ち合せもあってか、とても順調に、流れるように最後のグループまで進み、時間内に全てのピザを焼き終えましたが、スタッフは全員大忙しでした。（笑）

子どもたちは、自分の作ったピザがどんな風に焼き上がるか楽しみな様子で、じっとしていられません。ぬーば号の中まで入り込み、興味津津・・・。勝又シェフはピザ焼きと子どもたちの質問攻めに大格闘でした。

暑さと忙しさで大変だったけど、たくさんの笑顔と、ありがとうと、『おいしかった。また来て欲しい！！』の声が、プロジェクトスタッフに喜びと感動を与えてくれました。
逆境に負けない、強くたくましい無邪気な笑顔に、私たち大人の方が励まされているような気持ちになりました。

みんな本当にありがとう！！遊びに勉強にがんばって下さい。
また、会おうね。