ぬーばプロジェクトは、ピザで被災地の子供たちに笑顔を届けたいという気持ちで活動しています。

ぬーばプロジェクトとして、『ピザ作り体験教室』を昨年10月に初めて行った場所が、この『矢作保育所』さんでした。

矢作地区は高田の中でも田舎・奥地（ごめんなさい・・・）と言われている場所らしく、高田市内から一関に向かう国道３４３号線から少し入った山あいの小さな保育所です。

羽生所長さんからリクエストをいただき訪問させていただきました。
保育所に通う人数は現在１３名、旧矢作小学校は統合されて、小学生はバスで新矢作小学校に通い、中学生は更に遠くの高田一中に通っているそうです。
因みに、現在、旧矢作小学校は二又復興交流センターとして簡易宿泊所になっています。
高田の人たちでさえ、立ち寄る地域では無く、津波の影響も無かった場所なので、逆に矢作地区に、『目を向けて貰えない』と地域の人達は感じているそうです。

さて、小雪がチラつく寒い（しばれる）日となりましたが、元気な子供たちの声に勇気をもらって、活動開始です。
子供たちとその保護者、そしてお兄ちゃんやお姉ちゃん、ご近所の方たちが参加してくれましたが、地域に根差した小さな施設ならではの楽しい活動となりました。

今回は、先生役の勝又シェフが仕事の関係で、当日の朝、気仙ライナーで高田入りしたので、食材の仕込みは、シェフ抜きで行いました。日頃、包丁を持つ事など無い人間なのでだいぶ手間取りました。玉ねぎを涙流しながら切りました。（笑い）・・・
　仕込みが下手だったせいもあり、玉ねぎを山盛りトッピングした子のピザはちょっと辛かったね・・・
切り方が下手、もっと薄く切ってあげれば良かったね・・・・ゴメンネ！

でも、その後、勝又シェフが調理してくれたピザを食べてもらったら、「やっぱり、シェフが作ったピザはおいしいなぁ～」だって・・・

さまざまな、失敗や経験をしながら１年間活動を続けてきましたが、簡単なようで難しい事が沢山あると毎回、反省ばかりです。

『ピザ作り体験教室』は今年はこれで最後となりました。
来年も、みんなと楽しくやりたいと思いますので、よろしくお願いします。
これからが冬本番です。風邪ひかんようにがんばっぺし！