レポート ~過去の実績

21 2013/6/23
ヤルキタウン ~ボラバスプロジェクト~
ピザでみんなを元気に!







二か月半ぶりの陸前高田市への訪問です。
今回は、秋田県大館市の大館ボラバスプロジェクトさんとのコラボです。
http://www.kumagera.ne.jp/diamedic/volubus.html

秋田県の大館をバスで早朝に出発して、陸前高田まで約3時間半の道のり、A・B2班に分かれて、A班は、浸水地区での泥除去作業。B班は、再生の里ヤルキタウンでの交流会。
総勢約70名の方達が陸前高田を訪問しました。

A班の母体になっているのは、少林寺拳法で身体を鍛えているみなさん・・・
秋田から重機を持ちこみ、重機とスコップで側溝の泥作業・・・
当日は結構暑かったのですが、そこは屈強のみなさん!!
びっくりするほどパワフルです。

『私たちは、ボランティアなので、差し入れはお断りしているのですが・・・・』
でも、ぬーばプロジェクトからの気持ちですから・・・と『2種類のピザとトウモロコシとフランクフルト』を食べていただきました。

さて、B班『ヤルキタウン』の広い駐車場で子供達の元気な声が飛び交います・・・
リーダーになっているのは若い女子学生さん!
でも、リーダーさん達は、ほとんど安全確認程度で、子供達が自発的に遊んでいます。
大縄跳び・サッカー・ドッジボール・シャボン玉・・・
子供は遊びの天才!!
大人があれやこれやと一から十まで指図する必要は無いんですよね・・・

秋田から持参した食材できりたんぽ作り・・・
そして、ぬーば号でピザ作り・・・
おじちゃん・おばちゃんたちにもピザやきりたんぽを沢山たべてもらいました。
清水シェフはここではちょっとした有名人・・・?
彼のファンとなった女の子たち(小学生ですが)もいるほどです・・・
何度も訪れるたびに、懐かしさを感じて来ます。
少しずつですが、浸水地域の嵩上げも進んでいるようです。

でも、市民の皆さんにしてみれば、時間の流れは焦りと憤りの積み重ね・・・
当日、ヤルキタウンにワザワザ足を運んでくれた、ある議員さんが言っていたのですが、『土の中に埋まっている管や浄化槽などを一度、全部掘り起こさないと土を盛ってはいけない法律がある』そうです。
それは時間もお金も掛かりますね・・・

岩手に隣接する秋田県民として、長く陸前高田を応援したいと活動している『大館ボラバスプロジェクト』の皆さんと一緒に活動できて本当に良かったと思っています。
メンバーさんの中に、私たちと同じ、埼玉県の人も2名いらっしゃいました。

まだまだ、まだまだ復興に時間が掛かります。
皆さんのサポートをお願いします。
私たちも協力いたします・・・

当日は、スーパームーン(月が地球に近づいて、満月が大きく明るく見える)でした。
東京では、曇りで月を見る事ができなかったそうですが、陸前高田では綺麗なでっかい満月が奇跡の一本松の肩越しに見守ってくれていました・・・

がんばっぺし!!





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