15 | 2013/2/23 双葉町役場埼玉支所・避難所(埼玉県加須市・旧騎西高校内) ピザでみんなを元気に! |
今は廃校となった旧埼玉県立騎西高校を利用している、福島県双葉町埼玉支所(避難所)を訪問して来ました。大震災から間もなく2年、不自由な避難所生活が続いています。冷たい北風が強く非常に寒い日でしたが、今回は、小学校4年生のYちゃんが応援に駆けつけてくれて、双葉町のおじいちゃん・おばあちゃんに笑顔とアツアツピザのプレゼントする係を手伝ってもらいました。また、高砂熱学工業チームの皆さんは、『ぬーば号』に乗り込み、清水シェフのお手伝いをお願いしました。皆さんなかなかの手さばきで、それぞれの個性を出しながら頑張っていました!
フェイスブックにいろいろな写真を載せますのでそちらも宜しく!特別ゲストとして2歳クラス、ストライダー(ペダル・ブレーキなし自転車)の世界チャンピオンになった騎西町が誇るスーパースターも遊びに来てくれましたよ。
読売新聞が取材に来てくれて、2月24日の埼玉版に掲載されました。とても嬉しいことです。私たちの活動がきっかけとなって、震災を忘れないでいてもらえたらと願うばかりです。
『帰れるものなら帰りたいよ・・・向こう(双葉町)に置いて来たものが余りにも多すぎてね!』
ここは、埼玉県の中にある福島県双葉町・・・いつまでここに居て貰わなければいけないのでしょうか?私には双葉町の方の言葉に返す言葉が見つかりませんでした。
目に見えない放射能という怪物に、目に見える『土地』や『お金』や『財産』を奪われ、そして、私たちの目には見えない、双葉町のひと達の『心』を破壊していく・・・
広島・長崎・そして福島・・・何度おなじ過ちを繰り返すのか?政治や宗教を語るつもりなどありません。でも、原発はいらないと私は思います。
先が見えない事が辛いですね・・・
でも、人間には知恵があります。勇気があります。少し前までは考えもしなかったips細胞なんて物を発見してしまう人がいます。
いつか必ず、放射能の問題が解決し、故郷に帰れる日がくる事を一緒に信じて祈っています。
その時は、また高瀬川や請戸川へヤマメ釣りに行きます。
みんなで希望という名の種を蒔き続けたいと思います。
そして、その種が芽を出し、幸せの『双葉』になる日を信じています。
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