ぬーばプロジェクトは、ピザで被災地の子供たちに笑顔を届けたいという気持ちで活動しています。

８月２１日の陸前高田市役所での活動の時に、うちの地区にも来てよ！と声を掛 けていただいた事が縁でお邪魔する事になりました。
そして、色々とご協力いただいたのが陸前高田市広田町田端の地区会長『藤原直美さん』です。
今回の活動場所は、この地区の集会場である『いこいハウス』です。
３．１１の時にほぼ９割方完成していた同ハウスは、津波に流されてしまったそうです。
その後、岩手県や陸前高田市の協力を得て、作り直したそうです。
ハウスに隣接する『慈恩禅寺』には、震災から１年を経過した慰霊碑が建ち、震災で亡くなられた方々への鎮魂の碑も見受けられました。
また、地元の方から当時の様子をお聞きし、現実とは思えない、思いたくない様なお話が沢山ありました。
さて、活動当日は朝から小雨まじり、さらには台風１７号が本州上陸縦断とのニュースが流れています。岩手に向かって来ているとの事・・・・
ところが、つくづく天は我々に味方してくれているのか、ピザを焼き始める頃には晴れて来ました。

広田町の皆さんが、雨が降ったら大変だ！テントを持って来てやると大きなテントを張ってくれ、テント張ったら椅子とテーブルが必要だと持ち寄ってくれました。
自宅に歩けない年寄りが居るからとピザを持ちかえる方や中学校の部活帰りの野球少年たちなど地域のみんなが立ち寄ってくれました。

この地区は岩手の湘南なんだよ！信じられないくらい雪も降らない地区なんだ。
俺はこれからもこの土地で頑張ると笑っていたおじさん達の笑顔が忘れられません。
今回は、都会では忘れてしまった、地域の繋がりを改めて感じた１日でした。